今年も残すところあと2日となりました。当社は昨日よりお正月休みになりましたが、どうしても今年中にやらなければならない仕事を残してしまった私はこうして今も会社に出勤しております。年をとる度に1年間という日時が短く感じるようになって来ましたが、これは新しいことにチャレンジすることなく日々同じ行動を繰り返している人ほど短く感じるそうでそういえば私も毎日同じことの繰り返しばかりで何も新しいことに挑戦することなく悶々とした日々を過ごしているだけになってしまったかなと今年一年をふり返っております。
一年を振り返って見ますとやらなくてはならない仕事をおろそかにしたり、一つの仕事を終えるのに非常に時間がかかったりとまさに体力、精神力ともに老化の一途をたどっているのかと寂しくなっております
とは言えこの先まだまだ頑張らなくてはならない事情も多々あり来年はもう少し何事にも積極的にまた精力的に取り組んでいかなければと自問自答している年の瀬であります。

ブログも一生懸命更新しますと宣言しておきながらまったくなされていない現状、何人かの方にご指摘を受けたにもかかわらず更新しない体たらく、ツイッターなる物で(よくわかっていない)常に情報発信している方をみて見習わなくてはいけないな~と思いつつ年末を迎えるという常習パターン
申し訳ありません、年をとったからというだけでは言い訳できないこのものぐさぶりを親父に似たためとさらに責任転嫁するのはやめて深く反省し、これからの残り少ない人生を精進して生きていかなければと思っております(ほんとです)来年もよろしくお願いいたします
というわけで遅まきながら私なりに今年一年をふり返り当社や私個人が皆様にご報告したい出来事をまとめましたのでよろしければご覧ください
今年の重大ご報告事項&出来事3連発 会社編
リフォーム事業への本格参入
業界全体にいえることですが毎年新築の着工棟数は減少の一途をたどっており当社の受注棟数も同じく減少しております。業界全体で危機感を感じており、どの住宅機器メーカーも建材メーカーもこぞってリフォーム用の商品を開発、販売に力を入れており大手住宅メーカーもリフォーム対応の子会社を設立したり拡充したりしております。このままの状況では当社のような弱小メーカーには新築の受注はますます難しくなる状況になりつつあるため当社は大手住宅機器メーカーのリフォーム工事加盟店になりました。実はここだけの話ですが数社のメーカーの加盟店になっていてうち何社かからはお問い合わせと受注をいただきました。
さすがに大手住宅メーカーの集客力はすごいですね
つい最近加盟させていただいたP社ではインターネットからのお問い合わせに専門の部署のコンシェルジュが対応するという力の入れよう、ショールームにもリフォーム専門のコンシェルジュの方がいて、きめ細やかな対応と打ち合わせをしてからご紹介していただけるという当社にしてみれば願ったりかなったりのシステムとなっております
今まで当社で家を建てていただいた方のリフォームが中心でしたが、これからは大手メーカーからのご紹介のお客様の工事も施工させていただけるのではないかと期待をしております。工事の内容は今までどおり電球の交換から耐震補強工事まで幅広く対応させていただきますのでよろしくお願いいたします
ホームページのリニューアル
以前にもお伝えしましたが、今年ホームページを一新いたしました。理由は以前のホームページがスマートホン対応ではなかったことです。当初はそれなりにアクセスもあり大変気に入っていたホームページでしたが、やはり時代はスマートホン今やご家庭にパソコンがあるという時代は過ぎ家族みんながスマートホンを使用するという時代になっていますね
ホームページを一新してアクセス数が飛躍的に増えたということはありませんが、より充実した内容を皆様に正確にお伝えできるようになりましたので幅広い層の皆様方にご覧いただけるのではないかと思っております。実は当社のホームページは今回で4回リニューアルしています。一番初めのホームページはホームページビルダーという市販のソフトを使って作成した文字通り手作りのホームページでした。今のホームページと比べると隔世の感がありますが、手作り感のある何かほのぼのするかわいらしいホームページでした。そのときに漢字のドメインが普及するかもしれないということで取得したのが未来企画・com
その後漢字のドメインは普及することなく終わってしまいましたが、今でもこのドメインでアクセスしていただくことが可能です。もしよろしければ一度お試しください
未来企画.com
円安の悪影響
一時期1ドル80円台だった円高時代はいつの間にかというかあっという間に円安に1ドル120円台になってしまいました。この円安のおかげで日本経済は好景気に沸いているという新聞各社は伝えていますが建築業界はというと資材の高騰が著しく大変苦労をしております。実は建築に使用する材料はほとんどが輸入に頼っている状況です。材木ですら国産ではなく輸入ですからね、現在建築コストは約10%アップ消費税が上がるとさらに2%アップつまり同じ仕様で家を作ったとしても何百万円と余計にかかってしまうことになります。
そればかりでなく人口の減少による新築着工棟数の減少、慢性的な人手不足、そして資材の高騰と大変な状況になっています。皆さんに景気がよくていいでしょうといわれますが内情は大変、建築ラッシュに沸く東北地方の建築業者でさえ人手が確保できず工期を守ることができなくて資金回収ができない末の倒産なんて話もあるんですよ
日本国内の景気を支えてきた住宅産業の構造を抜本的に改革していかないとダメかもしれませんね、日本の伝統建築を受け継ぐのは外国から来た人たちにゆだねられるなんてこともあるかもしれません相撲の世界のように
今年の重大ご報告&出来事3連発 個人編
不屈の精神
私の母は今年91歳になりますその母に乳がんという重大な病気が見つかりました。かかりつけの病院で精密検査をしたほうがいいと勧められ検査のため母が住んでいる地域では一番と評判の高い埼玉医科大学国際医療センターへ何日間かに分けて詳しい検査をした
結果は
乳がんです、リンパにも転移しています
でした
主治医の先生は母に病名をはっきりと告げ手術することは可能ですがご高齢なので術後の回復に時間がかかったり、体力が思うように回復しない場合もありますと高齢なので手術をしないという選択もできますよという意味に取れるお話をいただきました。私も術後の体力の回復は大変だと思い暗に母に手術はしないという選択もあると話をしましたが、母が下した結論は「即刻手術」
「悪いところがあるならば、すぐに綺麗さっぱり取ってしまうのが一番 すぐに手術してください」
これには先生も困惑顔でそれでは術後のリハビリも含めて相談に乗ってくれる看護師がいるので相談をしてみてくださいといって相談室で母と私、看護士(女性)の方とお話をさせていただきました。看護士の方からは手術には相当の体力が必要、術後のリハビリにも大きな気力と体力が必要との説明がありましたが、母は一貫して即刻手術という考えを曲げることはありませんでした、看護士の方が言っている意図をある程度汲み取っていたので「看護士さん、こちらの病院で90歳を超える年齢の方が毎年何人くらい手術をして手術の結果や術後の経過がどうなのか何かわかる資料があればそれを母に見せてあげてもらえますか?」とお話をしたところ「わかりましたちょっとお時間をいただくことになるかもしれませんが調べて見ます」と快く応じてくれました。待合室で待つことわずか10分 再び相談室へ
「添田さん、当病院で90歳以上の方の手術は今年一件もありませんでした」
これはやらないほうがいいかなと私の脳裏に浮かぶか浮かばないかの瞬間母は
「それでは私が今年初めてですねうれしいわ、なるべく早くお願いします」
母の頭の中にはもう手術以外の選択肢はない、これで私が強行に反対してもダメだろうし母の意志を尊重することにしました
その後は母無事手術も成功し、術後の経過も順調で手術後3日で退院、その後、家でしばらく静養した後元気にデイケアセンターに通所してリハビリに励んでおります、何歳になっても絶対にあきらめないまさに不屈の精神を老いた母から教えてもらいました
400ダイブ達成
今年めでたくスクーバダイブ400回を記念しました。来年早々に500回になる予定です。
特に感慨深いものはありませんが、思い起こせばみんなでゴルフに行ったときに余った時間を有意義に過ごそうと いうなれば暇つぶしにはじめたダイビングでしたが、今ではダイビングにのめり込みゴルフは一切しなくなってしまいました。
ここまで続いた理由は2つ、1つはやはりなんと言っても気持ちが癒されることですね、海の中の景色や魚を眺めながら漂うように泳いでいると本当に心が癒されます。そしてダイビングを終えて船の上で休息しているときのマッタリ感もまたたまりません、至福のひとときです。
もう一つは相棒の存在、いつも一緒に行く近ちゃんは究極のマメ人間、ものぐさな私は準備をして、ただついていくだけ、事前の航空券の手配からダイビングショップの手配、宿泊先のホテル、食事の場所やはてはメニューまですべて手配してくれます。現地へ到着してからもダイビングスポットや行程の打ち合わせまでまさにツアーコンダクター以上の働きぶり、私はただついていけばいいだけなのです。海外のダイビングの手配は(全部近ちゃんがやっています)すごく大変なのでものぐさ私は近ちゃん無では続かなかったでしょうね、これからもよろしくお願いします
愛犬の死
本当はこれが一番かもしれませんが、余り皆様に進んでお話しすることでもありませんので最後にしました。子犬のころから14年間我が家にいた犬が8月に死んでしまいました。今でも悲しい思いがします。毎朝14年間雨の日も風の日も休まず続けていた散歩も私一人ではまったく行く気にならずやめてしまいました。ペットというよりは家族の一員でしたね、この犬が私たち家族をつないでいてくれたのかもしれません、どれだけ癒されていたのかが今になってよくわかります。最後は私の帰りを待っていてくれたようで私を含め家族全員に見守られて静かに息を引き取りました「ありがとうお前のおかげでみんな幸せだったよ」といった呼びかけに「私も幸せでした」といつもと変わらないやさしい目で答えてくれたよう気がしました
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